『神統記』とは、神々や女神の起源を説いたギリシャ神話の書物です。
神統記は「神々の起源」という意味なので、この本では神々がどこから来て、どのように生まれたかを説明しています。
また、彼らのさまざまな性格やお互いの関係などの特徴も明らかにされています。
ギリシアの神々の起源は、必ずしも私たちが期待するほど明確ではありません。
それぞれの神々がどのように生まれたかは、どの書を読むかによって異なるのです。
この記事では、ヘシオドスの『神統記』から得られる様々な情報を探り、
これら神々がどのようにして生まれたか?
についての答えを洞察していきます!
『神統記』とは?
『神統記』は古代ギリシャのヘシオドスによる詩です。
神々がどのように生まれ、どのように世界に対する支配権を確立したかを物語るものです。
ギリシャ神話の重要な部分であり、多くの物語の原典として使われてきました。
神々の系譜
ゼウスはクロノスとティターン(巨大な体を持つ古の神々)を倒し、宇宙の支配者となりました。
彼は叔父であるキュクロプスたちに助けられ、キュクロプスはゼウスに特別な武器である雷鳴を与えました。
ゼウスはこの雷鳴を使い、ティーターノマキアと呼ばれるティターン族との大戦を繰り広げたのです。
ゼウスはヘカトンケイル(3人の巨人)の力を借りて戦争に勝利し、神々の王となりました。
そして、最初の妻メティスと結婚し、
メティスがわしの代わりの王となる息子を産むかもしれん…
と彼女を飲み込んでしまったのです。
これが「継体神話」の物語です。
プロメテウス
プロメテウスはティターンで、神々の王であるゼウスをだましました。
プロメテウスは火を盗み、人間に返したのです。
ゼウスは怒り、人類から火を取り上げて罰しました。
しかし、ゼウスの怒りは収まりません。
プロメテウスを崖に鎖でつないで、毎日ワシに肝臓を食べられるように罰したのです。
やがてゼウスの息子ヘラクレスがやってきて、プロメテウスを解放しました。
その他への影響
ギリシア哲学は、宇宙を全体としてとらえ、その背後にある基本原理を見出そうとしました。
彼らは、宇宙の最も安全な基盤は神々によって提供され、万物の第一原理はアルケーと呼ばれると信じていたのです。
このアルケーは、存在するすべてのものの源である無限の塊でした。
古代文明では、宇宙がどのように創造されたかについて、さまざまな物語があったのです。
ある説では、はじめに闇と神の本質しかなかったと言います。
この本質が闇を取り除き、原初の水を創り出したという話もあります。
また、カオスと2人の神が最初に現れ、その後に3人目の神が現れて世界を創造したという話もあります。
北欧神話では、巨人の体が世界となりました。
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