ネヘミヤは大混乱の時代に生きた勇気と信仰の人です。
彼は当時の困難を乗り越えて、エルサレムの城壁の再建という大仕事を成し遂げたリーダーです。
ネヘミヤの物語は、勇気と信仰の物語であり、リーダーがどのように逆境に立ち向かい、偉大なことを成し遂げることができるかを示す模範となっています。
そんなネヘミヤについて、色々な書物から彼の人物像を探っていきましょう!
ネヘミヤとは?
ネヘミヤは、大昔に生きていて、エルサレムの町の再建を手伝った人です。
彼はペルシア帝国の総督で、彼の名前は「神が慰める」という意味です。
彼についての物語は実在し、歴史の重要な部分である
と学者たちは考えています。
ネヘミヤ記のネヘミヤ
ネヘミヤはエルサレムの再建に貢献した指導者です。
彼は王に壊れた城壁を直しに行く許可を求め、王は彼に手紙と物資を与えて手伝わせました。
彼は多くの敵に直面しましたが、迅速に作業を行い、わずか52日間で城壁を再建することができました。
ネヘミヤは人々を町に連れ戻し、ユダヤ人がモーセの律法に従うようにしました。
また、彼は人々が借金を抱えていないこと、ユダヤ人の男性がユダヤ人の女性と結婚していることを確認しました。
ネヘミヤは12年間エルサレムを管理した指導者です。
彼は人々が規則を守り、正しいことを行うようにしました。
ネヘミヤがしばらく離れていて戻ってくると、
人々が規則に従わなくなっている…
ということに気づきました。
彼はとても怒って、皆が再び規則を守るようにしたのです。
マカベア記のネヘミヤ
ネヘミヤはエルサレムに聖なる火を持ち帰り、聖典の図書館を建てた指導者でした。
彼はリーダーがどのように行動すべきかの模範であり、人々が律法について学ぶために行くことができるシナゴーグの設立を手伝いました。
シラク書のネヘミヤ
ベン・シラは偉大な功績を残した特別な人々を称える詩を書きました。
彼はゼルバベルとヨシュア、それから多くの建物を建てたネヘミヤを挙げています。
ラビ文学のネヘミヤ
ネヘミヤは聖書の中で特別な仕事をした人です。
彼はエズラ記に追加される本を書き、また『歴代誌』を完成させました。
彼はバビロンで生まれたので、
自慢したり、前に来た人たちに意地悪をしたりしている
とか人々は思っていたようです。
そんなネヘミヤについて書かれている『ネヘミヤ記』について詳しく知りたい方は、
ネヘミヤ記とは?あらすじや内容の特徴について簡単に解説!
紀元前5世紀に『ネヘミヤ記』は書かれました。ヘブライ語聖書の一部であり、『エズラ記』と関係があります。人々は長い時間をかけて本を書き、ヘレニズム時代に終わりました。そんな旧約聖書の重要な部分である『ネヘミヤ記』について解説!
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